GSIクレオスブランド『Mr-hobby』シリーズのツールや塗料の商品説明・使い方・ポイントをご紹介します!  
Mr-hobbyツールガイドウェブコラム オオゴシ*トモエのツールじゃけんッ!
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2008/9/12
第3回:うすめ液のお話【Mr.カラーうすめ液・レベリングうすめ液・水性ホビーカラーうすめ液】
ふたば!モデリング第2話より〜
企画:株式会社GSIクレオス ホビー部ホビー課
テキスト:オオゴシ * トモエ
イラスト:みなづきふたご
 
GSIクレオスの模型制作サポートブランド『Mr-hobby』のツールガイドコラム、
『オオゴシ*トモエのツールじゃけんッ!』では、
Web漫画「ふたば!モデリング」と連動して塗料や各種ツールを毎回ピックアップし、
商品の特徴、ポイントなどを文章と写真で解説します。

コラム第3回は塗装に欠かすことのできないアイテム、うすめ液についてのお話。

Mr.カラーうすめ液レベリングうすめ液水性ホビーカラーうすめ液
それぞれの特徴を解説します。
 
■うすめ液ってなぁに?

Mr-hobbyブランドの各うすめ液は、模型用塗料の専用溶剤です。
Mr.カラーや水性ホビーカラーなど、それぞれの模型用塗料を、
筆塗りやエアブラシ塗装に適した濃度に希釈したり、塗装後のツールの洗浄に使用します。


■うすめ液はどこで買えるの?

全国のプラモデル・ホビー用品取扱店、模型専門店で購入することができます。

■Mr.カラーうすめ液

Mr.カラーうすめ液模型用塗料Mr.カラーの専用溶剤です。
Mr.カラーの希釈・洗い・ふき取りなどに使います。

Mr.カラーうすめ液(小)内容量:50ml 価格:\150/\157(税込)
Mr.カラーうすめ液(中)内容量:110ml 価格:\250/\262(税込)
Mr.カラーうすめ液(大)内容量:250ml 価格:\600/\630(税込)
Mr.カラーうすめ液(特大)内容量:400ml 価格:\800/\840(税込)
※中に入っているうすめ液はすべて同じです

Mr.カラーうすめ液は、50ml〜400mlと数種類あります。
模型制作の頻度や、作業内容に合わせて選ぶことができます。
上でご紹介したMr.カラーうすめ液、そしてこれからご紹介するMr.カラーレベリングうすめ液
うすめることができる塗料が、右側の写真、模型専用塗料Mr.カラーです。

筆塗りやエアブラシ塗装を行う際に、塗料を適正な濃度に希釈したり、
塗装後の筆やエアブラシなどのツールの洗浄に使用します。

Mr.カラーの特徴などは 関連コラム・ツールじゃけんッ!第1回塗料のお話 をご覧ください。
■Mr.カラーレベリングうすめ液

Mr.カラーレベリングうすめ液は、上記のMr.カラーうすめ液と同じく、
模型用塗料Mr.カラーの専用溶剤です。

こちらのMr.カラーレベリングうすめ液は、
Mr.カラーのエアーブラシ塗装専用の希釈用うすめ液です。


容器の大きさは2種類。
Mr.レベリングうすめ液 内容量:110ml 価格:\300/\315(税込)
Mr.レベリングうすめ液(特大) 内容量:400ml 価格:\900/\945(税込)

塗料の乾燥を遅らせるリターダーが入っているので、
塗膜の表面張力をコントロールし、より平滑に塗装することができます。
■モデラーオオゴシ*トモエのココが知りたい!

レベリングうすめ液ってなぁに?

普段何気なく使っているレベリングうすめ液、使うとどんないいことがあるのでしょう?

実は知っているようで知らないこともありそうですし、
ここはぜひとも知っておきたいポイントですよね。クレオスのお兄さんに質問してみました!
■レベリングうすめ液のレベリングってどういう意味?
レベリングとは平滑化という意味です。
この場合は塗膜の表面を薄く滑らかに整えることによって光沢度を高めたり、塗料の偏りや凸凹、筆目などを少なくし、より美しい塗膜を作ります。

■レベリングうすめ液の特徴その1 塗料の乾燥時間の調整
レベリングうすめ液は塗料の乾燥を遅らせるリターダーを添加したうすめ液です。塗料の乾くスピードを遅らせ流動性を高めることによって、より平滑に塗装することができます。

Mr.カラーは日本の気候に合わせた速乾性の塗料です。乾燥が早いとよい面もたくさんあるのですが、希釈した塗料を何度も吹き重ねて塗装する際や、筆塗りの場合は乾燥が早すぎて塗料が均一になる前に乾燥してしまう場合も。
乾燥時間を延ばすために、うすめ液に塗料の乾燥を遅らせるリターダーを加えて塗装するという方法があるのですが、リターダーを添加する量の見極めが難しかったり、加えすぎてしまうと塗料の乾燥が遅くなりすぎてしまいます。そこで、あらかじめリターダー成分を配合した、エアブラシ塗装用のうすめ液として商品化しました。

■レベリングうすめ液の特徴その2 カブリ防止
塗料の乾燥を遅くするリターダーの効果により、
湿度による溶剤分の揮発不良「カブリ」防止にも効果を発揮します。

■レベリングうすめ液の特徴その3 塗料の粒子をより細かく
塗料を溶かす力がMr.カラーうすめ液より強く、粒子がより細かくなり滑らかになります。
そのため通常の塗料はもちろん、金属色やパール塗料もより粒子が細かい状態で塗装することができます。
 
■水性ホビーカラーうすめ液

水性ホビーカラーうすめ液は、模型用塗料・水性ホビーカラーの専用うすめ液です。
水などを主成分とし、体や環境にやさしいのが特徴です。

水溶性のアルコールが入っているので揮発性に優れ、
塗料の乾燥を早めることができます。

水性ホビーカラーの希釈は水でもできますが、
塗装するものによっては塗料をはじいてしまう場合があります。
塗料のはじきを防止して、きれいに塗装するための専用うすめ液です。

水性ホビーカラーうすめ液 内容量:110ml 価格:\250/\263(税込)
水性ホビーカラーうすめ液(特大)内容量:400ml 価格:\600/\630(税込)
※水性ホビーカラーうすめ液でMr.カラーを薄めることはできません。
左側の写真が水性ホビーカラーです。
水性ホビーカラーうすめ液はこちらの水性ホビーカラー専用のうすめ液です。

水性ホビーカラーはサラサラの状態なので、希釈はほとんど必要ないかもしれませんが、購入後時間が経っている塗料の希釈などにご利用ください。

水性ホビーカラーの特徴は 
関連コラム・ツールじゃけんッ!第1回塗料のお話をご覧ください。
 
■モデラーオオゴシ*トモエの体験談 うすめ液は消耗品!

私の体験談なのですが、エアブラシ塗装を行う際には、ちょっと余分にうすめ液を用意した方がよいかと思います。

塗料をうすめるだけでどうしてそんなに使う必要があるの?と疑問に思ったアナタ!意外に意識しないかも知れませんが、このうすめ液、実際には塗料をうすめるときに使うのはごくわずか。
特にエアブラシ塗装の場合、塗装する色を替えるときのカップの洗浄や、使い終わった後の掃除に希釈に使う量の何倍ものうすめ液を使うことになるのです。

特にはじめての塗装作業では、こぼしてしまったり多く使いすぎることが予想されるので、「もったいないしちょっとでいいやぁ〜」とケチると、あっという間に使いきってしまいます。

水性ホビーカラーの場合は水でも代用できますが、Mrカラーは水で希釈できませんので、特に注意が必要です。

模型屋さんが開いてない夜遅い時間に作業をしているときにうすめ液がなくなってしまったら大変!エアブラシの洗浄ができないと中で塗料が固まってしまったり、不具合が発生してしまいます。

せっかく準備をして塗装をして、ノッてきたところでうすめ液がなくなって作業終了!とか、塗装を一時中断して買い物に行くというのも大変ですもんね。

工業用のシンナーなどMr.カラーうすめ液以外の溶剤を使用すると、エアブラシの不具合や塗料の分離など思わぬ不具合が発生することがありますので、Mr.カラーにはMr.カラーうすめ液を使うようにしましょう。

うすめ液を用意するときには塗料の希釈のことだけではなく、ツールの洗浄のことも考えるようにしましょう。また、塗装作業の前にはうすめ液の量を確認しておくことをおススメします。
 
■周辺便利アイテム紹介

うすめ液で塗料を希釈するときに便利な、
周辺アイテムをご紹介します。

写真左 Mr.MIXU 価格:\600/\630(税込)

写真右 うすめ液大・特大ボトル用注ぎ口キャップ(3個入)
     価格:\300/\315(税込)
■Mr.MIXU

少量の塗料の希釈に便利なのがこちらMr.MIXU調色セットです。
調色スプーンはステンレス製、ひとさじで約0.3cc計量が可能です。
スプーンの柄は調色ヘラになっていて、
塗料のかき混ぜやパテ盛りなどにもお使いいただけます。

スポイトは細首タイプを使用、深いビンや細いビンにも対応可能です。

筆塗りなどを行う際には塗料皿に塗料を出して、
スポイトで少しずつうすめ液を添加して希釈します。
■うすめ液注ぎ口キャップ

うすめ液のボトルのまま、塗料を希釈したり、
エアブラシの洗浄をしようとすると、
こぼれてしまったり、ドバッと出すぎてしまいます。←体験者

うすめ液はなるべく無駄なく使いたいけれど、
毎回スポイトをつかったり、別の容器に移し替えるのは面倒ですよね。

そんなときに便利なのが、こちらの専用ボトルキャップです。

Mr.カラーうすめ液・レベリングうすめ液・水性ホビーカラーうすめ液の、
大・特大のボトルに直接取り付けることが可能です。

キャップのやじるしをノズルに合わせるとうすめ液がでて、
横に回すと閉まり、うすめ液の揮発を防ぎます。

赤・青・黄のキャップが3個セットなので、
それぞれのうすめ液に取り付ければ、
視覚的により見分けやすくなります。

Mr.ツールクリーナー 改 (洗浄液)にも取り付け可能です。


■Mr.ツールクリーナー 改 (洗浄液)

エアブラシ・筆などの道具の洗浄には、よりも強力に塗料を洗い落としてくれる、
洗浄のための専用液、Mr.ツールクリーナー改もおすすめです。

Mrツールクリーナー改 内容量:250ml \500/\525(税込)

・塗料に混ぜると塗料は使用できなくなります
・プラモデルの塗装剥離には使用しないで下さい・プラモデルを溶かしてしまいます
・他のうすめ液などと混合しないで下さい
 
■モデラーオオゴシ*トモエのココが知りたいーッ!!

モデラーのかな〜り気になるポイントをクレオスのお兄さんにズバット聞いちゃいましょう!というこのコーナー。今回はモデラーたちの間でささやかれている謎をズバリ聞いちゃいました。
■うすめ液にはどうしてにおいがついているの?
においを消したり、弱めたりすることは技術的には可能ですが、使用するみなさんに換気をきちんとして安全に作業していただくためにあえてにおいを残しています。

■Mr.カラーうすめ液とラッカーシンナーは違うの?
ラッカー系うすめ液という意味では性質は同じですが、Mr.カラーうすめ液はMr.カラーを塗装するための希釈に最も適した状態に調整されています。ホームセンターなどで販売されているラッカーうすめ液で希釈した場合、塗装時にプラモデルの表面を溶かしてしまうなどの不具合が発生したり、エアブラシを痛めてしまうことがあります。

■塗料の「食いつき度」を上げるためにツールクリーナーを混ぜるのはアリ?
今販売しているツールクリーナー改は、単に強いシンナーではなく、塗料自体を破壊する成分が入っています。塗料に混ぜてしまった場合、混ぜた塗料のみならず下地に塗っていた塗料もはがれてしまう危険性があるため、決して塗装に使ったり、他のうすめ液に混ぜたりしないでください。
■使った後のうすめ液は?

エアブラシを洗浄したり、ツールをきれいにした後のうすめ液は、
ティッシュなどにしみこませて処分するようにしましょう。
環境破壊になりますので、流しなどには絶対に流さないでください。

エアブラシの洗浄の場合はエアブラシの中のうすめ液を全部吹ききってしまうか、ティッシュなどにしみこませて処分します。

オオゴシの場合ですが、うすめ液を拭き取ったティッシュは紙袋にまとめ、
ベランダなどの風通しの良い場所に数時間置いて、
シンナー分を十分に揮発させてからごみに出すようにしています。
作業後も換気には十分注意してください。
 
塗装をしたことがある方は一度は使ったことがあるであろううすめ液。

世のモデラーさんの中には、うすめ液にまつわる失敗談や体験をお持ちの方も多いはず。
実は私もプラモを作り始めた頃、ケチってホームセンターでラッカーうすめ液を買ってしまい、プラモを溶かしてしまった苦い思い出の持ち主です。

Mr.カラーうすめ液とレベリングうすめ液との違いや、各うすめ液の成分や特徴などを、私自身あらためて理解することができ、それぞれの違いや必要性を実感しました。

さて、次回『ツールじゃけんッ!』第4回は、注目のニューアイテム、
BOME Presents「美少女フィギュアフレッシュセット」についてのお話です!

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