MA40002
価格:6,400円 / 7,040円(税込)
WW2末期、フォッケウルフ社が設計を始めたジェット戦闘機です。
尾部に4枚の姿勢安定尾翼が取り付けられている。この尾翼端には車輪がついており、これを脚として直立しているのが地上時の態勢である。このブレードフィンは胴体を軸とした回転翼となっており、ラムジェットエンジンの推力により回転して、離陸時にはヘリコプターのように垂直離昇する。しかし、主翼に揚力発生装置がないため、機体を水平にして高度を維持することはできない。また動力となるエンジンも実用化には程遠く、機体の完成はおろか試作機製作の見込みすらなかった。 滑走路なしに垂直離昇できる戦闘機として世界初の試みであったが、設計段階でドイツは敗戦を迎えることになった。